今回、面接に行ってきたのは、「東京文字クラブ」です。
バイトルで見つけました。
バイトルに掲載されている求人広告のキャプチャを下に貼り付けます。
バイトルの求人広告には書かれていませんが、84円切手を貼った返信用封筒を持ってくるよう言われます。
採用結果が、その封筒に入れられて送られてくるそうです。今、令和だよ!?


今時珍しい昭和な会社
場所は渋谷の雑居ビル。
玄関に入ると、大河ドラマの「篤姫」のポスターが。どうやら「篤姫」の脚本の文字起こしの仕事をやったようです。
室内は、ザ・昭和という感じで、靴を脱いで上がりました。すでに他の求職者の方が1名いらっしゃっていました。
おそらく、このビル自体が、オフィス用ではなく、住居用なのだとおもいます。
返信用封筒にて結果が送られてくるというところに、昭和のにおいを感じていたので、まあ、納得です。
応募用紙の記入~テストまで
最初に、アンケートのような応募用紙を記入させられました。
この応募用紙なのですが、なぜだか家族の年齢や職業を書く欄や、住居区分をチェックする欄がありました。これって在宅ワークに必要な情報なのですか?
家族の欄は全て空欄で提出しましたが、特に何も言われませんでした。
筆記テスト
人によって順番は異なるのですが、私は筆記テストからスタートしました。
筆記テストの内容は、漢字の読み書き、専門用語・記号の説明、手書きの文章を清書する等でした。
手書きの文章ははっきり言って読めません。
実技テスト
実技テストは、原稿用紙に手書きで書かれた原稿を、ワードに打ち込みます。
こちらは筆記テストの手書きの文章に比べると、だいぶ読みやすかったです。
Twitterの投稿を読まされる。
テストが終わり、面接が始まるまでの間、東京文字クラブのTwitterの投稿を読んで待っているように指示されました。
指示通り読んでいると、ある投稿が目につきました。

トレーニングの説明?
研修のことかしら?研修の説明だったら、絶対にしないといけないですよね。
何だか怪しい雰囲気を感じました。
面接開始
面接は2人一緒に行われました。
仕事内容の説明と、一日に何時間くらい仕事ができるのか等、ありきたりな質問を一通りされました。
そして・・・
「委員ちょさんはここで終わりです。もうお帰りいただいて構いません」
と私だけ終了を告げられました。
「落ちたな」と瞬間的に思いました。
先ほどのTwitterの投稿に戻る
帰り道で、ふと、例のTwitterの投稿を思い出しました。

「条例により求人媒体で応募の方には当日トレーニングの説明は勧誘になる為に制限されています。」と書かれています。
私はバイトル(求人媒体)からの応募、残った方は、新聞の折り込みチラシ(直接応募)からの応募だったのです。
そうすると、私を先に帰らせたのは、私の前ではできない話(トレーニングの説明)をするためだったのではないかと考えつきました。
トレーニングとは何ぞや?
まずは、ネットで拾ってきた東京文字クラブの口コミをご覧ください。
東京文字クラブの口コミ
「東京文字クラブ」で検索をかけてみると・・・出るわ出るわw悪い評判が。
リンクを貼りますので、興味のある方は覗いてみてください。


簡単に言うと、不採用通知が来たけど、トレーニングを受ければ将来的には仕事ができるかも。でもトレーニングの受講料として10万円ちょーだい。です。
これって、昭和の時代からある内職詐欺の手口ですよね・・・
ここから先に書いてあることには、私の推測が含まれております。
バイトルの求人広告には、「費用負担は一切ございません」と書いてあります。
TMcapitalのように、初っ端から金銭を要求するような、思いっきりアウトなやり方ではなく、最初の面接のときには、金銭の話は一切せず、後日不採用通知を送ることで、一旦この件を終了させる。(求人媒体とはこの時点で関係がなくなる)そして、求職者の方から再度直接応募させるように仕向け、金銭が必要とされるトレーニングの話をする・・・このワンクッション挟んだやり方が何ともいやらしい。
このやり口に関しては、初めて知った方法なので、消費者センターに聞いてみようかと思います。
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